&edit(,nolabel); -&color(red){(2-03) メタデータのスケーラビリティ(metadata scalability)}; >メタデータは、インテリジェント・システムのコアにあり、あらゆるファイルシステムやストレージアレイに とってはよりクリティカルである。 NDFSでの使用形態に於いて、それが成功するために非常に重要な幾つかの構成要素がある。 それは、全ての時間に於いて正しいもので無ければならず(厳密に矛盾があってはならない)、スケーラブルで無ければならず、そして膨大な規模で動作しなければならない。 先のアーキテクチャに関するセクションで説明した通り、NDFSは、本質的なメタデータとその他のプラットフォームに関するデータ(統計情報等)を保存するキーバリュー ストアとして"リング・ライク"なトポロジー構造を採用している。 >メタデータの有効性と冗長性を保証するために、奇数個(3,5等)のnodeの上でRFが使用されている。 メタデータの書込み或いは変更が発生すると、列(row)がリング内のnodeに書込まれ、クラスターの大きさに依存してえn個の同僚nodeに複製が作られる。 PAXOSアルゴリズムを用いて何らかのコミットメントが強制的に為される前にnodeの多数決による合意が形成される。 これにより、Platformの一部として保存される全てのデータとメタデータのための厳密な無矛盾性が保証される。 >以下に、メタデータの挿入・更新が4node clusterに対して発生した場合を示す。 >&color(red){<<Fig.2-03-01>>}; CENTER:&ref("Nutanixバイブル/NutanixBible_2-03J/Fig-2-03-01_NDFS_Ring.png","Fig.2-03-01"); >大規模な構成での性能もNDFSメタデータにとってはもう一つの重要な構成要素である。 伝統的な デュアルコントローラ或いはマスターモデルと異なり、それぞれのNutanix nodeは全体としてのplatformのメタデータの部分集合を担っている。 この方法は、クラスター内の全nodeによってメタデータが処理され、処理操作されることを許すことにより、伝統的な方法により生じるボトルネックを排除することができる。 一貫したハッシュの仕組が、nodeのAdd/Removeによりクラスターの規模が変化した時に、キーの再配送を最小化するために、矛盾の無いハッシュの仕組が採用されている。 クラスターの規模が大きくなる様に変化する時(4nodeから8nodeへの拡大等)、ブロックを意識した動作と信頼性実現のため、新たに設置されるnodeはリングを通じて既存のnode間に挿入される。 >以下に、metadata"リング"の例と、どの様にそれが拡張されるのかと云う例を示す。 >&color(red){<<Fig.2-03-02>>}; CENTER:&ref("Nutanixバイブル/NutanixBible_2-03J/Fig-2-03-01_NDFS_Ring.png","Fig.2-03-01"); CENTER:&ref("Nutanixバイブル/NutanixBible_2-03J/Fig-2-03-02_Cassandra_ring-1024x356.png","Fig.2-03-02"); &edit(,nolabel);[[Nutanixバイブル]] ----