&edit(,nolabel);&br;
-&color(black){(2-02) データのローカリティ(ローカル性・局所性,Data Locality)};
>computeとstorageが統合されたplatformとして、I/Oとdataの局所性は、NutanixのclusterとVM performanceにとってkeyである。 先にI/Oパスのセクションで説明した通り、全てのread/write I/Oは、通常のVMの近隣にある各hypervisor上にあるローカルなCVM(Controller VM)により処理される。 VMのデータは、CVMからローカルにサービスを提供され、CVMの制御下にあるローカルディスク上に保存される。 VMが1つのhypervisorから他のhypervisorへ移動する時(或いはHAが発生している間に)、新たに移動したVMのデータは今度は新たにローカルになったCVMによりサービスが提供される。
>(マイグレーションの発生によりリモートnode/CVM上に保存されている)古いdataに対するreadが発生した時、I/Oは、ローカルCVMにより
リモートCVMに転送される。 全てのwrite I/Oは、直ちにローカルに実行される。NDFSは、自分以外の異なったnodeから
発生したI/Oを検出し、全てのread I/Oがそれ以降ローカル ノードで実行される様にデータをバックグラウンドで移動する。
必要以上にネットワークを溢れさせることが無い様に、データの移動はreadが発生した場合にのみ行われる。
>VMが、hypernvisor 間を移動した場合に、どの様にデータがVMの移動に追従するのかを以下に説明します。
>&color(red){<<Fig.2-02-01>>};
>&color(black){<<Fig.2-02-01>>};
CENTER:&ref("Nutanixバイブル/NutanixBible_2-02J/Fig-2-02-01_NDFS_Locality3.png","Fig.2-02-01");
&edit(,nolabel);[[Nutanixバイブル]]
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