Nutanixのソリューションは、統合されたストレージ(storage)とコンピュート(compute)であり、ローカルな構成要素を利用して、ヴァーチャリゼーション(即ち, 仮想計算(Virtual Compute)プラットフォーム)のための分散プラットフォームを作り出す。 このソリューションは、ハードウェアとソフトウェアを纏めたアプライアンスとなっており、2Uのフットプリントの中に2ノード(6000/7000シリーズ)、もしくは4ノードを収容している。
各ノードは、業界標準のハイパーバイザー(現時点でESXi?, KVM?, Hyper-V?)とNutanix VM(CVM)を実行している。 Nutanix CVMは、Nutanixソフトウェアを実行し、hypervisorとホスト上で実行される全てのVMのためのI/Oオペレーションの全てを取り扱う。*1 VMware vSphereを実行しているNutanixユニットにとって、SSDとHDDデバイスを管理しているSCSIコントローラは、直接にVM-Direct Path(Intel VT-d)を利用しているCVM?へ直接渡される。Hyper-V?の場合、ストレージデバイスはCVMへ通過する。
以下は、典型的なノードを論理的な様子の例である。
<<Fig1-01>>
Nutanixノードのグループは、Nutanix Distributed Filesystem(NDFS)と呼ばれる分散プラットフォームを構成する。 NDFSは、hypervisorからは、集中化されたストレージ・アレイの様に見える。 然しながらI/Oの全ては最高性能を提供するためにローカルに処理されている。 分散システムをこれらのノードがどの様に構成しているのかと云うことのより詳細は、以下の見出される。
以下は、Nutanixノードがどの様にしてNDFSを構成しているのかの例を示している。
<<Fig1-02>>