注) block認識機能(awareness)を有効にするためには、最低3台のblockが必要となる。そうでない場合は、node認識運用(awareness)がデフォルトとして使用されている。 "block認識(awareness)"を確実に有効にするためには、各blockの構成を均一にして置く事が推奨される。 共通のシナリオと使用される認識(awareness)のレベルは、この節の終わりに示されている。 3blockと云う要求は最低充足数に依るものである。
認識(awareness)機能は、以下の最重要な領域に分割される。
<<Fig.2-13-01>>(図版挿入)
block故障が発生した場合でも、block認識(awareness)は維持されており、cluster内の他のblockに再度レプリカが作成される。
先にスケーラブルmetadataの節で説明した通り、Nutanixは、Cassandraを強化改造したプラットフォームを活用しmetadataと他の本質的な情報を保存している。 Cassandraは、リング状のトポロジー構造を利用しデータの無矛盾性と利用可能性を確保するためにリング内のn個の同僚(node)にレプリカを作成する。
12nodeよりclusterを構成するCassandraリングの例を以下に示す
<<Fig.2-13-02>>(図版挿入)
Cassandraの同僚間でのレプリカ作成はリング上のnodeに対してで時計方向に繰り返される。block認識(awareness)機能を用いて、二つのレプリカを作成する同僚nodeは、それらが同じblock上で選択されることが無い様に選択される。
上記のリングをblockに基づいたレイアウトに置き直したnodeのレイアウトを以下に示す。
<<Fig.2-13-03>>(図版挿入)
このblock認識(aware)機能の本質として,blockに故障が発生した場合に最低でも2つのデータのコピーが存在している。 (Metadata RF3。より大きなClusterではRF5を使用しても良い)
リングを構成する全てのnodeの複製トポロジーの例を以下に示す。 (少々見辛いですが)
<<Fig.2-13-04>>(図版挿入)
<<Fig.2-13-05>>(図版挿入)
<<Fig.2-13-06>>(図版挿入)