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(4) Shadow Clone(影武者複製)

Nutanix分散ファイルは、"マルチread"シナリオの中で特定のvDisk或いはVMデータを分散キャッシュする事と 許す"Shadow Clone"と呼ばれる機能を持つ。 この機能の重要な例として、VDIを展開する場合がある。多くの"linked clone"が、read要求を"central master"或いは "Base VM"に対し転送する。 VMware Viewの場合は、これをレプリカ・ディスクと呼ばれ、全ての"linked clone"により読み取られる。 XenDesktop?に於いては、これはMCS或いはMaster VMと呼ばれる。 これは、またマルチー・リーダー シナリオとなる、(Deployment serverやリポジトリー等の)如何なる状況に於いても同様の動作となる。

データI/Oの局所性を保つことは、可能な限りVM性能を高めるために非常に重要であり、NDFSの重要な構成要素である。 NFDSは、Shadow Cloneを用いてvDiskへのアクセスの傾向をモニターし、それがデータの局所性を実現するために行っている動作に似ているかどうかを判断する。 (ローカルにあるCVMに加えて)二つ以上のCVMから要求が発生している場合、その全てのリクエストがread I/O である場合、vDiskは不変なものとしてマークされる。 一度、diskが不変であるとマークされるとvDiskは、readリクエストを発生させている各CVMにより(即ち、ベースDiskのShadow cloneとして)ローカルにキャッシュされる。

DVIの場合レプリカ・ディスクは、各nodeによってキャッシュされ、ベースVMに対する全readリクエストは、ローカルに処理される。 (注) データは、ネットワークを溢れさせないでキャッシュを効率的に使用するためにread発生時にのみ移動が発生する。 ベースVMに変更が発生した場合、Shadow Cloneは廃棄され、プロセスは最初からやり直しとなる。 (NOS 3.5に於いて)Shadow Cloneは、デフォルトでは不使用に設定されているが、以下のNCLIコマンドにより使用/不使用を 設定することができる。

ncli cluster edit-params enable-shadow-clones=true

以下に、Shadow Cloneがどの様に動作しているのか、そして分散キャッシュを実現しているのかを示す。

EditNutanixバイブル



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