Nutanix Distribution Filesystemは、概念的には以下の様な構成要素で構築されている。
- ストレージ・プール(Storage Pool?).
- 主な役割:物理デバイスのグループ
- 記述:ストレージ・プールは、クラスターのためのPCIe,SSD,HDDデバイス等を含めた物理的なストレージ・デバイスのグループである。 ストレージ・プールは、複数のNutanixノードに跨り、クラスターのスケールに従って拡張される。ほとんどのコンフィグレーションに於いては、単一のストレージ・プールが活用されている。
- コンテナ(Container?).
- 主な役割:VM或いはファイルのグループ
- 記述:コンテナは、ストレージ・プールの論理的な一部分であり、VM或いはFile(vDisk)のグループを収容している。或るコンフィグレーション・オプション(即ち RF)がコンテナ レベルで構成されるが、個々のVM或いはファイル レベルでの適用も可能である。 コンテナは、典型的には(NFS/SMBの場合)データストアと1対1マッピングされる。
以下は、どの様に、これらがNDFSとhypervisorの間のマップしているかを示す。
<<Fig-01-03-01>>
- Extent
- 主な役割:論理的に連続なデータ
- 記述:Extentは、幾つかの連続なブロック(ゲストOSのブロックサイズに依存して変わる)により構成される論理的に連続なデータの1MBの断片である。 Extentは、取扱う塊(粒度:granularity)と効率のためにサブExtent(即ち、スライス(slice?))を単位として書込/読取/変更が行われる。 Extentのスライスは、書込まれたりキャッシュされるデータの総量に依存してキャッシュに移動される際に刈込まれる(trim)ことがある。
以下は、様々なファイルシステムの間でこれらの構造要素がどの様に関連しているかを示している。
<<Fig-01-03-02>>
以下は、様々なファイルシステムの間でこれらの構造要素が論理的にどの様に関連しているかを示しているもう一つの図式表現である。
<<Fig-01-03-03>>
Nutanixバイブル