- (1-02).Cluster Components.
Nutanixプラットフォームは、概念的には以下の様な要素より構成されている。
<<Fig.1-02-01>>
- (1-02-02). ズーキーパー(Zookeeper)., 「飼育係」
- 主な役割:クラスターのコンフィグレーション マネージャー。
- 説明: host,IP,状態(state)等を含んだクラスターのコンフィグレーションの全ては、Apache Zookeeper?に基づいてZeusが保存している。このサービスはクラスター内の3ノード上で実行され、その中の一つがリーダーとして選出される。 リーダーは、全てのリクエストを受信し、相棒(peers)に転送する。 リーダーが応答することに失敗すると、新しいリーダーが自動的に選出される。 Zookeeperは、Zeusを経由してアクセスされる。
- (1-02-03). スターゲート(Stargate).
- 主な役割:データI/Oマネージャー
- 説明:ストレージは、データ管理とI/Oオペレーションの全てを担当しており、hypervisor(NFS?,iSCSI?,又はSMBを経由して)からの主なインターフェースである。 このサービスは、ローカル化されたI/Oを処理するためにクラスター内の各ノード上で実行される。
- (1-02-05). プリズム(Prism).
- 主な役割:UIとAPI.
- 説明:Prismは、Nutanisクラスターを構成、監視するための構成要素と管理者のためのマネジメント・ゲートウェイである。 これは、ncli,HTML5? UIとREST APIを含んでいる。 Prismは、クラスター内の各ノード上で実行されており、クラスター内の他の構成要素の様にリーダーの選出が行われる。
- (1-02-06). ジェネシス(Genesis).
- 主な役割:クラスター構成要素とサービスのマネージャー。
- 説明: Genesisは、各ノード上で実行されているプロセスであり、初期コンフィグレーションとサービスの相互作用(start/stop 等)を担当している。Genesisは、クラスターとは独立に稼動しているため、コンフィグレーションを行ったり実行するためにクラスターは必要とされない。 Genesisが唯一必要としているのは、Zookeeperが起動され実行されていることである。 GenesisプロセスによりCluster_initとCluster_statusページが表示される。*2
- (1-02-08). ソリブロ、セリブロ?(Cerebro).
- 主な役割:リプリケーション(複製,Replication?)/DR(Disaster Recover)マネージャー。
- 説明:Cerebroは、NDFSのリプリケーションとDR機能を担当している。 これは、スナップショット(snapshot)、リモートサイトへのリプリケーション(replication)のスケジュール、並びにサイトの移動と障害回避(failover)を含んでいる。 Cerebroは、Nutanixクラスターの各ノード上で実行されており、全てのノードがリモートのクラスターやサイトへのリプリケーション(複製)作成に参加する。
- (1-02-09). ピゾス(Pithos). *4